第二弾は静岡市の主要交差点交通量の可視化となります。
2021年に調査されたデータを可視化したものです。
レポートは2ページありますが、
・1ページ目は地図上で交通量の大小を円の大小で表しています。また、円にマウスをあてるとその地点の地図や交通量が見えます。
・2ページ目には区ごとに調査対象の交差点をリスト化し、2017年にあった前回調査との比較ができるようになっています。
こちらのリンクから別タブにて同じレポートが見れます。
はじめまして、飯島と言います。
初めてブログを書くことになりましたので、このブログのテーマについてお話をしたいと思います。その前に簡単な自己紹介ですが、私自身はデータ・エンジニアであり、日常的にデータの可視化を行う仕事をしています。今まで可視化してきたデータは、経営情報から社員の健康状況のデータ、案件管理のデータなど多岐にわたります。
そもそもデータの可視化をするなんてことがなぜ仕事になるかというと、データ(数字の羅列)があってもそれを見てそのデータが示す事実や示唆を瞬時に判断できる人間は非常に少ないからです。そこでデータを可視化することで、無味乾燥だったデータに意味を持たせることができるのです。ただし可視化とはただ綺麗なグラフを作ればよいということではありません。何も考えずに作った可視化レポートはただの綺麗なグラフの集まりにすぎません。意味のある可視化をするには「誰に・何を・どのように」見せるかが明確でないといけないのです。
前置きが長くなりました。そこで本ブログのテーマですが、数字の羅列として放置されており、かつ、誰でも手に入るデータの代表格である行政データ、その中でも特に静岡県に関するオープンデータを使用してPowerBIという可視化ツールでどんどん可視化をしていこうと思います。
記念すべき第1回目の可視化ですが、静岡中央卸売市場における取扱数量と金額に関するデータを可視化してみました。
こちらのリンクから別タブにて同じレポートが見れます。
このレポートはあなたが閲覧した日から数えて過去13か月分のデータを閲覧できます。
目につきやすい合計金額や合計数量は過去13か月間のデータの合計額となります。
もしあなたが特定の月、例えば2023年12がつの合計金額を見たい場合は、縦棒グラフの2023年12月のところをクリック(スマホの場合はタップ)すれば、勝手に2023年12月のデータのみにその他のグラフがすべて絞り込まれます。
ほかにも例えば静岡のデータだけを見たいなら横棒グラフの静岡の部分をクリックすればやはり、ほかのすべてのグラフが静岡だけのデータに絞り込まれた状態に自動でなるのです。
さらにさらに、もし、2023年12月の静岡のデータで絞り込みたい場合はどうすればよいでしょうか?
それは2023年12月をクリックしたのち、Ctrlキーを押しながら静岡をクリックしてください。そうすると2023年12月の静岡のデータで絞り込めます。(Ctrlキーを押せば、3か所でも4か所でも何か所でも同時に絞り込めます。)
いかがでしょう。
エクセルで同様の機能のグラフを作成するのは非常に心が折れる作業になるのですが、BIツールを使うとレポート作成作業は大変楽なものになります。
これからどんどん静岡のオープンデータを可視化していきますので次も見ていただけると嬉しいです。